ユーテックに入社した経緯を教えてください。
大学を卒業して、中小企業向けの融資を行う会社で営業をしたり、法人向けの回線工事の調整を請け負っている会社で働いたりしました。でも結局、私はどちらの仕事にも興味を持てなかったんです。自分が面白いと思えない仕事を今後もずっと続けていくのは辛くなるだろうと考えて、一度仕事を辞めることにしました。そんな状況の中で、父に相談したところ、電気設備の工事をしていた父の仕事を手伝ってみることになり、それがきっかけで、この仕事を始めることになりました。
手伝いをしてみたら、興味が持てるようになったということですか？
化学が苦手という理由で、文系の学部に進学したこともあり、父がやっている電気関連の仕事に就くとはまったく思っていませんでした。でも、実際に携わってみると、面白いと思えたんです。それで、本格的にこの仕事をするなら、基礎知識を身につけたほうがいいと父や父の仕事仲間の方に勧められて、電気工学の専門学校に入学。2年間、電気のことを基礎から勉強しました。大人になってから勉強をしたからか、いろいろなことが新鮮で、興味深く感じました。就職先としては、電気関連の会社を数社検討したのですが、父の仕事と一番近いことをしているユーテックを志望しました。
ユーテックに入るまでに紆余曲折あったんですね。では、実際に働いてみて、どうですか？
ユーテックに入社を決めた理由のひとつが、現場の豊富さでした。期待していた通り、いろいろな場所に行けるので楽しいです。現場によって、最新の電気設備があったり、古いものがあったり。普段あまり取り扱わない機器の更新をするときは、取扱説明書や図面などを読みながら作業をするのですが、難しさを感じる反面、新しい知識を身につけることに面白さを感じます。やっと興味が持てる仕事に出会えたなと思っています。
入社前に経験したことで、今で生かされている知識やスキルはありますか？
前職のときに、Office系ソフトの使い方を身につけることができたので、それは今の仕事でも役立っています。それ以外だと、お客さまとの会話には役に立ちますね。作業をしているとき以外は、お客さまとお話しすることがよくあるので、これまで自分が経験してきたことをいろいろ話すことができます。ただの雑談なのですが、お互いに気持ちよく仕事をするためのコミュニケーションとして、そういうことも大事だなと感じています。
お仕事に関して、大変なことはありませんか？
1年の中で、忙しい時期とそうでない時期があり、忙しいときには休みがとりにくいこともあるので、家族に負担をかけているなと思うことはあります。でも、最近は人員体制が変わってきていて、以前よりは休みがとりやすくなってきています。忙しくて大変だと思うこともありますが、ユーテックは手当が充実していて、働いた分だけきちんと収入になるので、その点は安心です。
このお仕事のやりがいは、どんなところにありますか？
病院やショッピングセンターなど、普段私たちが何気なく使用している施設の点検を行っているのですが、そこに暮らす人がいつも通り過ごせることが大事。そういう当たり前の生活を支えていることに、やりがいを感じます。また、個人的に達成感を覚えるのは、無事に点検作業を終えたときです。点検でわかったことを踏まえて、お客さまにご提案をしたときに、「ありがとう」と言ってもらえる瞬間は、やっぱり嬉しいですね。
リフレッシュはできていますか？
休みの日に子どもと遊んだり、猫と戯れたりしていると、仕事のことも忘れて、自然と癒されています。本当はゲームも好きだし、読書も好きなんですが、最近はそれほどできていなくて、家族優先で過ごしています。
これからのユーテックでどんなことがしてみたいですか？
入社時に目標のひとつにしていた、大きな現場の責任者を任せてもらうというところまでは達成できました。次は、自分が担当するお客さまを持って、先輩のようにお客さまから信頼をされるセールスエンジニアになっていきたいと思います。あとは、資格取得のために勉強もしたいです。電気系の資格だけでなく、消防や高所作業に関連するもの、エネルギー管理士など、業務に生かせる資格を取得して、もっとステップアップしていきたいと考えています。
では、就職活動をしている学生さんへメッセージをお願いします。
就職活動をするときには、会社のことをよく調べたほうがいいと思います。学生だとあまり見ないかもしれませんが、決算書を見てみるのもいいかもしれません。会計知識がなくても、少し勉強すれば、その会社が安定しているかどうかくらいは、決算書を見ればわかるようになります。あとは、自分がどういう生活をしたいかをしっかりと考えることも大切です。「忙しくてもいいから、しっかり働いて稼ぎたい」とか、「給料は高くなくてもいいから、プライベートを確保したい」とか、自分の希望と合致する働き方ができる会社を見つけることが、就職活動を成功させるポイントだと思います。
